この公園は、標高20mから90mの丘陵地帯にあり、東側は千歳川、西側は豊平側の支流が沢となって入り込んで 地形が複雑なことに加えて、農業用の溜池や草原などもあって、変化に富んだ環境となっています。
また、この地域の年間平均気温は約7度と温帯から亜寒帯への移行帯に当たり、双方の植物がいりくんで生育しているため 植物の種類が多く、そのことが動物たちにとっても良好な生活の場を形作っていて、動物の種類も豊富です。

■樹木
園内の森林には、約110種類の自生の樹木に加え、林業試験場の見本林として植えられた約60種類の道外や外国の樹木が生育しています。
このため春の花、夏の新緑、秋の紅葉と季節による変化を一層多彩にしており、この公園の大きな魅力の一つとなっています。
■野鳥
この公園ではカラ類やキツツキの仲間、フクロウなどの森林の鳥が主体となっていますが、 オオジシギやヒバリなど草原の鳥、オシドリやアオサギなど水辺の鳥も見られ、全部で140種ほどの野鳥が観察されています。 そのうち70種ほどが園内で繁殖し、巣立っていきます。
 
■野草
園内には400種以上の野草がはえています。この中には、ランやスミレの仲間のように 野幌の森林に昔からあったものや、アワダチソウやオオバコなどのように園外から侵入してきた物などいろいろな種類のものがあり、 それぞれ適地を選んで生育しています。
 
■動物
公園内にはキタキツネ、タヌキ、ユキウサギ、エゾリスなど中小の哺乳類を始めとして、 アオダイショウやカナヘビなどのは虫類、エゾアカガエルやエゾサンショウウオなどの両生類の姿が見られます。
また、溜池や小川にはギンブナやフクドジョウといった魚類も生活しています。
■きのこ
野幌の森は、古くからきのこの多いところとして知られてきましたが、最近では発生が減って昔の面影がなくなったとも言われています。
しかし、変化にとんだ環境は今でも地上、枯木上、生木上などに200種以上のきのこを発生させ、訪れる人の目を楽しませています。
■昆虫
公園内では、チョウやガの仲間(鱗翅目)の約600種を始めとして、 コガネムシの仲間(鞘翅目)が約550種など、これまでに1,300種ほどの昆虫が記録されています。 この昆虫たちの住処には、草や木の葉の上や木の幹の中、土壌中、水の中など様々な環境が利用されています。
 

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